厄年
帰省の折、諏訪大社にて父が一言「おまえは今年厄年じゃないか」とこぼした。
こうゆうことは知らなければ厄年じゃなかったのに、知ってしまった以上本年は僕にとって厄年になってしまった。
「あなたは今年災いがありますよ」と天から宣言されたようで何だか怖い。
あまり考えすぎないようにしようと思う。
ところがそう思えば思うほど気になってくるのが人間というものだ。
仕方がない。俺は今年厄年だと認めよう。
今歩いている地点は2017年であって1976年ではないのだ。いつ何時、建設ビルの鉄骨が上から降ってくるか分からない。瞬時に避けられるうように日ごろから体を鍛えておく必要があるだろう。
というのは半分冗談ですが、40年働き通しだった私という機械は実は結構ガタがきている。自分では異常がないつもりでも新品と比べれば明白。ベアリングがさび付き、センサーも鈍くなっている。ここらでちゃんとメンテナンスをした方がいいのは確かだ。
さもなくば後半戦がきつくなってくるぞと自分に言い聞かせてみた。
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