四十を過ぎたら
「四十を過ぎたら人は自分の顔に責任を持たねばならない」
これは第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが、閣僚を登用する際にその人物の顔つきで判断したというエピソードに由来する言葉。
なるほど一理ある。四十年も生きていれば、その人の理念や性格というものが自然と顔に刻まれるからだ。
翻って自分自身を鏡の前において問いただしてみた。仕事の面でまだまだ認められていないので顔つきもどこか自信がない感じだ。一方、ある固執・頑なさのようなものは一時期よりなくなり、誠実に生きようという真面目さが前面に出ている。
我ながらそんなふうに思う。
こんな顔だけど、僕もどうにか四十歳になりました 笑。
周りの人々への感謝の気持ちと、もう後戻りできない悲しみと、先に進むしかない覚悟とが入り混じった複雑な思いです。
これは二十歳のときも三十歳のときにも感じたことがなかった。
これからも一生この顔で、明日はもっと良い顔になれたらと思います。
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